舞台公演だけでなく、地域のイベントへの出演、地域活動や地域や歴史の学習などを行っています。
現代版組踊 那覇センセイション
学校の若い先生たちが、平和を語る詩の朗読の稽古中。沖縄戦を知らない世代の彼女たちは、遥か遠い昔に起こった戦争について、子供たちに何を伝えたらいいのか思い悩んでいました。そこへ演技の指導者として来たのは、なんと、不登校のニートの子供たち!舞台に必要な「ひらめき」を求めて訪れた場所で起こる不思議な出来事。那覇センセイションは、「平和と学び」をテーマに、歌って踊る幻想的で楽しい物語です。
第1回おきなわ文学賞脚本部門の入賞作品で、今年で上演16年目。
現代版組踊 琉球伝信録
1609年の薩摩侵攻から約100年ほど経った琉球王国。清国と大和という二つの大国の影響を受けながらも、琉球独自の行き方を求めて、人々の心は大きく揺れ動いていました。
清国から冊封使が琉球王国にやってきた尚敬王の時代に、多くの偉人たちが活躍します。
新しい琉球芸能「組踊」を創作した玉城朝薫。
自由を求め王国の政治に抵抗した平敷屋朝敏。
薩摩支配の琉球王国発展に英知を注いだ蔡温。
大和の教育にまで影響を及ぼした名護親方。
この物語は、首里城を舞台に、那覇に生まれ、那覇に育った英雄たちの壮大な人生模様を描いた熱き夢の舞台なのです。
平和劇 語り継ぐ対馬丸の詩
1944年の沖縄戦の最中、1400人余を乗せた疎開船対馬丸は、アメリカの潜水艦によって撃沈され、700人以上の子供たちが南海の海に沈みました。
毎年の慰霊の日には、那覇市若狭にある対馬丸記念館前において、那覇青少年舞台プログラムによる平和の詩の朗読と対馬丸の悲劇の物語の舞台が上演されます。
亡くなった子供たちの分まで元気に生きようと誓いあい、大きな声で歌い踊り演じます。
現代版組踊 大琉球識名御殿絵巻
那覇市真和志地区の人々により、識名園を舞台とした地域芸能の振興を目的とする識名友遊会が発足し、毎年地元の人々を巻き込んだ華やかなお祭りが識名園で開催されます。
識名園誕生にまつわる民話と、識名園で行われた尚温王冊封の儀や久米村官生事件などを描いたストーリーに、那覇市の伝統芸能である安里の南之風島や松島エイサーなどを取り入れたのが、大琉球識名御殿絵巻です。
真和志自治会や繁多川公民館などの協力で、地域住民参加型の現代版組踊を演じています。
全国都市問題会議
福建省那覇市友好20周年記念大会
那覇市文化芸能公演
平和学習
舞台の脚本で、沖縄戦を取り入れていることもあり、平和学習にも取り組んでいます。
南部戦跡にあるアブチラガマの自然洞窟に行き、平和ガイドの方からお話を聴いたりします。
対馬丸記念館でのイベントも平和学習の一環です。
合宿研修